冷え症に伴う、むくみや生理痛、頭重など様々な不調を改善する漢方製剤です。
漢方処方「当帰芍薬散加人参(とうきしゃくやくさんかにんじん)」は、血のめぐりを良くして手足の先から体を温め、水のめぐりを良くしていくことで、冷えの原因となる水が体にたまっているのを改善、弱った胃腸のはたらきを活発にすることで、体を芯から温めます。このはたらきにより体全体のバランスを良くしていき、つらいむくみ・生理痛・頭重などを改善します。体力虚弱で胃腸が弱く、冷え症で貧血の傾向があり、疲労しやすい方に適しています。特有の香味をもったかっ色の錠剤です。

※当帰芍薬散加人参(とうきしゃくやくさんかにんじん)」とは
婦人科疾患の3大処方の1つである「当帰芍薬散」に「人参」を加えた、漢方処方です。 「当帰芍薬散」は、冷え症や生理痛など女性特有の不調に効果的だといわれる漢方薬の中でも、ポピュラーな処方の1つ。「血」や「水」のめぐりを促す6つの生薬を配合した漢方処方です。そして、その「当帰芍薬散」に「人参」を加えたものが「当帰芍薬散加人参」。人参には、弱った胃腸の働きを活発にして体を温める働きや、エネルギーの源である「気」を補う働きがあります。「気」は、血や水を体内にめぐらす原動力でもあるため、人参を加えることで、血や水のめぐりがより良くなり、冷え症を改善する効果がさらに高まります。